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ここらで退職。

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退職を決める時の心構え

退職を決意する経緯は人によってさまざまだが、この時に一番やってはいけない事が「辞表の取り下げ」である。どんな会社でもよほどの事がない限り理由は問われるし、よほどの理由がない場合や不要な人材でなければ慰留される。

しかし、この時に一度出した辞表を取り下げて会社に残っても「あいつは慰留すれば辞めない」「一度辞表を出したからいつ辞めるかわからない」というレッテルが付き、出世どころか重要な仕事も回ってこなくなる。最悪の場合、リストラ候補の筆頭に挙がり辞めたくないタイミングで解雇通知を受け取る事に繋がりかねない。

たしかに、後任への引き継ぎや関係者への挨拶まわり、次の仕事の内定や生活費の確保なども大事な事ではあるが、それ以前に「前言撤回はしない」という強い意志が必要だ。日本には職業選択の自由があり、本人が強く望めば強制的に会社に残される事はない。会社に対して自分の意志を明確に伝え、お互いに不利益にならないように話し合いを持って退職の時期や引き継ぎのタイミング、手続き等を進めていけば円満退社に繋がる。

間違っても感情的になって暴言を吐いたり、喧嘩をして即日退社という事にならないように注意を払うことが必要だ。辞められたのだから結果オーライという風に見えなくもないが、社会人としての信用に欠け、次の職場に影響が出る。円満退社に向けての謙虚で強い意思表示、これが退職に向けての心構えの第一歩となる。
# by topit620 | 2020-04-22 11:14

介護の仕事を辞める人たちの増加

介護ビジネスはたくさんの高齢者が安心して健康的に暮らしていくサービスの提供をしており、高齢化社会の日本においては無くてはならない仕事の一つである。特別養護老人ホームなどは24時間体制で手厚い介護サービスの提供をしているにも関わらず、入居一時金が不要で月額利用料も安く、たくさんの高齢者が何年もの入居待ちをするほどの人気となっている。

しかし、介護ビジネス自体は需要が高く活気に溢れているのだが、実際の介護の現場ではせっかく就職が決まっても早い段階で辞める人も多く、なかなか人員が安定せずに苦労している。人員が安定しない一つの理由として賃金の安さが挙げられる。介護業界は全体的に低賃金で、このまま働いていても将来性を感じられないという事で辞めてしまう人がいるのだ。

また、過酷な仕事内容のために体を壊してしまい、介護の仕事を継続できなくなってしまう人もいる。介護サービスの一つである身体介護で高齢者の体を抱えたりすると、介護スタッフにかなりの負担がかかってしまう。中でも入浴サポート時にかかる肉体的負担は大きく、ひどい腰痛のために介護の仕事ができなくなってしまうのだ。

さらに、入所型施設での勤務の場合、施設が24時間稼働しているので交代制で夜勤勤務に就かなければならなくなる。若いうちは難なくこなせた勤務体制でも、自分自身が高齢化してくると定期的な夜勤勤務も精神的に苦痛になってくることがあり、早期退職を選択する介護スタッフもいる。介護業界において長期的に働くことの難しさを感じている方も多いだろう。しかし、準備をせずに退職してしまうのは早計だ。

これらのいろいろな理由から早期退職を考える人も多いが、場合によっては状況が改善することもある。まずは今つらいと思っている内容を上司に相談してみてはどうだろうか。しかし、上司そのものが退職理由に直結していることもあるだろう。そうなるとなかなか好転は容易ではないかもしれない。まず辞める前に状況が良くなる方法を考えてみるといいが、好転するかしないのかの判断は早いうちに行った方がいいだろう。
まずは、(介護のお仕事を辞めたくなったら・・・)を読んでから考えてほしい。
# by topit620 | 2018-01-10 08:23